引越し前日って、やることが多すぎてパニックになりがちですよね。「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と頭の中がグルグルして、結局何から手をつければいいか分からなくなった経験がある方も多いのではないでしょうか。
でも安心してください。前日にやるべきことは実はそこまで多くありません。最重要タスクは「冷蔵庫の電源OFF」「洗濯機の水抜き」「貴重品のまとめ」の3つ。この3つさえ忘れなければ、致命的なトラブルは起きません。
この記事では、引越し前日にやるべきことを完全リスト化しました。上から順番にこなしていけば、当日は搬出入の立ち会いに集中するだけの状態に仕上がりますよ。

引越し前日にやることチェックリスト【完全版】
まずは全体像を確認しておきましょう。詳しい手順はこの後ひとつずつ解説していきます。
- □ 冷蔵庫の電源を切る(霜取り)
- □ 洗濯機の水抜き
- □ 残りの荷造りを完了させる
- □ 貴重品を手持ちバッグにまとめる
- □ 当日必要なものを分けておく
- □ 旧居の掃除
- □ ゴミの処理を計画する
- □ 引越し業者の到着時間を再確認
- □ 新居の鍵・書類を確認
- □ 現金の準備
- □ ご近所への挨拶(まだの場合)
- □ 早めに寝る
全部で12項目です。夕方から夜にかけて3〜4時間あれば完了できる量なので、焦らず一つずつ進めていきましょう。
冷蔵庫の電源OFF・霜取りの手順
引越し前日の夜には必ず冷蔵庫の電源を切ってください。これを忘れると、運搬中に内部の霜が溶けてトラック内で水漏れするリスクがあります。
具体的な手順
- 中身をすべて出す(前日までに食べきるか処分しておく)
- 電源プラグを抜く
- ドアを開けたままにして自然解凍させる
- 溶けた水をタオルで拭き取る
- 冷蔵庫下部のドレンパン(水受けトレイ)に溜まった水を捨てる
- 製氷機の氷も忘れずに捨てる
冷蔵庫の中身は、理想的には1週間前から計画的に使い切るのがベストです。どうしても残った食材はクーラーボックスに入れて新居に持っていくか、ご近所にお裾分けしましょう。調味料は開封済みのものは思い切って処分するのがおすすめです。わざわざ運んでも新居で使い切るころには風味が落ちていることが多いです。冷凍食品は前日までに食べ切るか、保冷バッグに入れて持ち運ぶかを早めに判断しておきましょう。
洗濯機の水抜き手順
洗濯機の内部には想像以上に水が残っています。水抜きをしないまま運搬すると水漏れの原因になるので、前日に必ず済ませておきましょう。
給水ホースの水抜き
- 水道の蛇口を閉める
- 洗濯機を短時間(30秒〜1分)回す
- 電源を切る
- 給水ホースを外す(水がこぼれるのでタオルを用意)
排水ホースの水抜き
- 再度洗濯機を脱水モードで1〜2分回す
- 電源を切って排水ホースから水を出す
- 排水ホースを外す
- 洗濯機本体を軽く傾けて、内部の残り水を出す
ドラム式洗濯機の場合は、糸くずフィルターの水も抜くことを忘れずに。パナソニックのサポートサイトなど、メーカーの公式サイトで機種別の水抜き方法を確認しておくと安心です。水抜きが不十分だとトラック内で水が漏れ、他の荷物を濡らしてしまう原因になります。外したホースやネジなどの部品は、ジップロックにまとめて洗濯機の中に入れておくと紛失を防げます。
荷造り・貴重品・当日用品の最終準備
残りの荷造りを完了させる
前日の夜までにすべてのダンボールを閉じておくのが理想です。当日朝にバタバタ荷造りしていると、忘れ物の原因になります。
ただし、以下のものは「最後に詰める箱」として1つのダンボールにまとめておきましょう。ガムテープで閉じずに、当日朝にサッと入れて閉じられる状態にしておくと便利です。
- 当日朝まで使う歯ブラシ・洗面用具
- 前日の夜に使った寝具(朝起きてすぐ詰める)
- パジャマ・部屋着
- 充電中のスマホ・PC(当日朝に回収)
貴重品を手持ちバッグにまとめる
以下のものは絶対にダンボールに入れず、自分で持ち歩くバッグに入れてください。引越し業者は約款上、貴重品の紛失を補償しません。
- 財布・現金・通帳・印鑑・キャッシュカード
- 運転免許証・パスポート・マイナンバーカード・健康保険証
- 新居の鍵・旧居の鍵(返却用)
- スマートフォン・充電器
- 常備薬・メガネ・コンタクトレンズ
- 貴金属・アクセサリー
当日すぐ必要なものを分けておく
新居に着いてすぐ必要になるものは、分かりやすいダンボールにまとめておきましょう。「すぐ開ける箱」とマジックで大きく書いておくのがおすすめです。
- トイレットペーパー・ティッシュ・ウェットティッシュ
- タオル数枚・着替え(翌日分も含む)
- 石鹸・シャンプー
- ゴミ袋・カッター・ハサミ(荷解き用)
- 掃除用具(雑巾・クイックルワイパーなど)
- コンセントタップ(延長コード)
- カーテン(窓の外から丸見えになるのを防ぐ)

旧居の掃除とゴミ処理
旧居の掃除
荷物を出した後の部屋を簡単に掃除しておきましょう。退去立ち会いでの印象が変わりますし、原状回復費用の減額につながることもあります。特にキッチンの油汚れや水回りのカビは印象を大きく左右するポイントです。前日のうちに最低限の掃除道具(雑巾・スプレー洗剤・ゴミ袋)を残しておくのを忘れないようにしましょう。
重点的に掃除すべき場所はこちらです。
- キッチン(コンロ周り・換気扇・シンク)
- 浴室(カビ・水垢)
- トイレ
- 窓・サッシ
- 床全体(掃除機→拭き掃除の順番で)
- ベランダ
ゴミの処理
前日に出たゴミの処理方法を事前に考えておきましょう。
- 翌朝がゴミの日の場合:当日朝に出せるのでラッキーです
- ゴミの日ではない場合:新居に持っていくか、自治体の臨時収集を利用できないか確認しましょう
環境省のリサイクル情報ページも参考にしながら、分別ルールを守って適切に処理してください。
引越し業者・現金の最終確認
引越し業者の到着時間を再確認
前日の夕方〜夜に、引越し業者に最終確認の電話をしておくと安心です。確認すべき項目は以下の通りです。
- 到着予定時間
- 駐車場所の確認
- エレベーターの使用可否
- 当日の連絡先(担当者の電話番号)
- 支払い方法と金額の最終確認
現金の準備
引越し当日に必要な現金を用意しておきましょう。
- 引越し業者への支払い:現金払いの場合はおつりが出ないように準備
- 作業員へのお礼:任意ですが、1人1,000円程度渡す方もいます
- 交通費・食事代:新居周辺での移動や食事に備えて
- 緊急用:足りないものの買い出しに
引越し侍では荷造りのコツや業者選びのポイントも紹介されているので、合わせてチェックしてみてください。
引越し前日のよくある質問
Q. 前日に荷造りが終わらなそう…どうすれば?
最悪の場合、引越し業者のスタッフが当日手伝ってくれることもあります(追加料金がかかる場合あり)。ただし基本的には自分で完了させるのがマナーです。優先順位をつけて、使わないものから順番に詰めていきましょう。あまりにも荷造りが追いつかない場合は、荷造りサービス付きのプランへの変更を引越し業者に相談してみるのも一つの手です。
Q. 前日の夜ご飯はどうする?
キッチンが使えない状態になっていることが多いため、外食かデリバリーがおすすめです。引越し準備で疲れているので、栄養のあるものを食べて早めに休みましょう。コンビニで翌朝の朝食も一緒に買っておくと、当日朝の準備がスムーズになります。
Q. 前日にやっておくべき挨拶は?
旧居の隣人・上下階の住民に「明日引っ越します。お世話になりました」と一言挨拶しておきましょう。当日はバタバタして挨拶できないことが多いので、前日がベストタイミングです。手土産は500〜1,000円程度の菓子折りやタオルが定番です。マンションの場合は管理人さんへの挨拶も忘れずに。

まとめ:前日の準備で引越し当日の快適さが決まる
引越し前日にやることをおさらいします。
- 最重要3タスク:冷蔵庫の電源OFF・洗濯機の水抜き・貴重品まとめ
- 荷造り:「最後に詰める箱」と「すぐ開ける箱」の2つを用意してほぼ完了させる
- 掃除:退去に向けて旧居をきれいにしておく
- 確認:業者の到着時間・新居の鍵・現金をチェック
- 休息:早めに寝て当日に備える
前日にしっかり準備しておけば、当日は搬出入の立ち会いに集中するだけで済みます。この記事のチェックリストを見ながら、一つずつ確実に片づけていきましょう。
※この記事は2026年4月時点の情報に基づいています。各サービスの内容は変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。

