引越しが決まったけれど、「何から手をつければいいかわからない…」と途方に暮れていませんか?引越しには業者の手配、荷造り、各種手続き、不用品の処分など、やるべきことが山のようにあります。これを計画なしに進めると、直前になって慌てたり、大切な手続きを忘れたりする原因になります。
引越しをスムーズに進めるコツは、「いつまでに」「何を」やるべきかを時系列で把握しておくことです。2ヶ月前から当日まで、やることを段階的に整理しておけば、焦ることなく着実に準備を進められます。
この記事では、引越しのやることリストを「2ヶ月前」「1ヶ月前」「2週間前」「1週間前」「前日」「当日」「引越し後」の7つの段階に分けて完全網羅しました。チェックリストとして活用しながら、一つずつクリアしていきましょう。

【2ヶ月前】引越し準備のスタートダッシュ
引越し日が決まったら、まずはこのタイミングで基盤となる準備を固めます。この時期の動きが引越し全体の成否を左右すると言っても過言ではありません。
新居の物件探し・契約
まだ新居が決まっていない場合は、最優先で物件探しを始めましょう。SUUMOやHOME’Sなどのポータルサイトで条件に合う物件を絞り込み、内見の予約を入れます。人気の物件はすぐに埋まるため、気に入ったら早めに申し込むのがポイントです。
引越し業者の見積もり依頼
引越し業者への見積もり依頼は、引越し日の1〜2ヶ月前が最適です。一括見積もりサイトを利用すれば、一度の入力で複数社の見積もりを比較できます。最低3社以上から見積もりを取り、料金とサービス内容を比較しましょう。
現在の住居の解約通知
賃貸物件に住んでいる場合、退去の1〜2ヶ月前までに解約通知(退去届)を出す必要があります。契約書で退去予告期間を確認し、期日に遅れないよう注意しましょう。遅れると余分に家賃が発生する可能性があります。
不用品の仕分けと処分計画
荷物を減らせば引越し費用も安くなります。この時期から「持っていくもの」「処分するもの」「売るもの」を仕分けし始めましょう。粗大ごみの回収は自治体によっては月1回しかない場合もあるため、早めに申し込んでおくのが安心です。
持っていくと決めた布団や冬物衣類は、圧縮袋でかさを減らしておくと段ボールの数を抑えやすくなります。
- 物件探しと引越し業者の手配は同時並行で進める
- 賃貸の解約通知期間を契約書で必ず確認する
- 粗大ごみの回収予約は早めに行う
- 学校の転校手続きが必要な場合はこの時期に相談する
【1ヶ月前】手続きと準備を本格化
引越し1ヶ月前は、各種手続きの開始と不用品処分を本格的に進めるフェーズです。
引越し業者の最終決定
複数の見積もりを比較し、業者を最終決定します。決定後はダンボールなどの梱包資材を受け取り、荷造りの準備を始めましょう。
業者から段ボールをもらえても、テープは足りなくなりがちです。布テープは多めに用意しておくと安心です。
転校・転園の手続き(該当者のみ)
お子さんがいる場合は、学校への転校届や保育園・幼稚園の転園手続きを行います。転校先の学校への連絡も必要です。
固定回線のインターネット移転手続き
光回線の移転は工事が必要な場合があり、予約から工事まで2〜4週間かかることがあります。引越し当日からインターネットを使いたいなら、この時期に申し込んでおく必要があります。
不用品の処分・売却を実行
フリマアプリへの出品、リサイクルショップへの持ち込み、粗大ごみの回収予約などを実行します。使えるものは買い取りに出すと引越し費用の足しになります。
新居の家具・家電のレイアウト計画
新居の間取り図をもとに、家具や家電の配置を事前に決めておきます。引越し当日に「この家具はどこに置きますか?」と聞かれたときにスムーズに指示できるよう準備しておきましょう。
家具が入るかどうかは、今使っている家具と新居の壁の長さをメジャーで測っておくと確実です。

【2週間前〜1週間前】荷造りと各種届出を開始
引越しまであと2週間。いよいよ荷造りの本格スタートと、役所やライフラインの手続きを進めるタイミングです。
荷造りの開始
荷造りは玄関から遠い部屋から順番に進めていくのが効率的です。まずはオフシーズンの衣類、読まない本、使わない食器など「すぐに使わないもの」から箱詰めしていきましょう。(長谷工の住まい参照)
荷造りのコツは、重いもの(本・食器)は小さいダンボールに、軽いもの(衣類・タオル)は大きいダンボールに入れること。そしてダンボールの上面と側面に中身と搬入先の部屋名を書いておくと、搬入と荷解きがスムーズになります。
転出届の提出
別の市区町村へ引越す場合は、旧住所の役所で転出届を提出し、転出証明書を受け取ります。引越し日の14日前から届出可能です。マイナンバーカードをお持ちの方はオンラインでも手続きできます。
ライフラインの手続き
電気・ガス・水道の使用停止と使用開始の連絡を行います。特にガスの開栓は立ち会いが必要なので、引越し当日の予約を忘れずに入れましょう。
郵便転送届の提出
日本郵便のe転居サービスを利用して、旧住所宛ての郵便物を新住所に転送する手続きを行います。転送開始までに数日〜1週間程度かかるため、早めの届出がおすすめです。
挨拶品の準備(必要な場合)
新居の近隣に挨拶回りをする予定がある場合は、手土産(500〜1,000円程度の菓子折りやタオルなど)を準備しておきましょう。
荷造りの際、貴重品(現金・通帳・印鑑・パスポート・貴金属)はダンボールに入れず、当日持ち歩くバッグに入れて自分で管理しましょう。引越し業者の補償対象外になるものが多いです。
【前日〜当日】引越しの最終準備と当日の動き
前日にやること
冷蔵庫の電源を抜く:中身を空にして電源を抜き、霜取りと水抜きを行います。製氷機がある場合は事前に製氷を停止しておきましょう。
洗濯機の水抜き:給水ホースと排水ホースの水を抜いておきます。取扱説明書の手順に従って作業してください。
引越し料金の準備:現金払いの場合は、お釣りのないように準備しておきます。クレジットカード払い対応かどうかは事前に確認しておきましょう。
最終確認:すべてのダンボールに中身が記載されているか、搬出しやすい場所にまとまっているかを確認します。
当日の流れ
1. 業者の到着・搬出作業
業者が到着したら、搬出順序や注意点(ワレモノの位置など)を伝えます。作業中は立ち会い、質問があれば対応しましょう。
2. 旧居の最終確認
すべての荷物が搬出されたら、忘れ物がないか全部屋を確認します。照明器具やカーテンレールなど、見落としやすいものに注意してください。
3. ライフラインの停止確認・鍵の返却
電気のブレーカーを下ろし、ガス・水道の停止を確認します。鍵は管理会社の指示に従って返却しましょう。
4. 新居へ移動・搬入作業
新居に到着したら、家具・家電の配置を指示します。事前に決めておいたレイアウト図を見せると伝わりやすいです。
5. ガスの開栓立ち会い
ガス会社のスタッフが来たら立ち会いを行い、ガスの使用を開始します。
6. 搬入完了・荷物の確認
すべての荷物が搬入されたら、破損や紛失がないかざっと確認します。問題があれば当日中に業者に連絡しましょう。

【引越し後】新生活スタートの手続きとやること
引越し後にも重要な手続きが残っています。引越し後14日以内に済ませるべきものを中心にリストアップしました。
引越し後すぐにやること
- 転入届の提出(引越し後14日以内・新住所の役所)
- マイナンバーカードの住所変更(転入届と同時に可能)
- 国民健康保険の加入手続き(該当者のみ)
- 運転免許証の住所変更(警察署または免許センター)
- 車庫証明の申請(車をお持ちの方)
引越し後1〜2週間以内にやること
- 銀行口座の住所変更(オンラインで手続き可能な場合が多い)
- クレジットカードの住所変更
- 保険(生命保険・自動車保険など)の住所変更
- NHKの住所変更
- 通販サイト(Amazon・楽天など)の住所変更
- 勤務先への届出
荷解きの優先順位
すべての荷物を一度に荷解きするのは大変です。優先度の高いものから段階的に進めましょう。まずはキッチン用品と寝具、次に衣類と日用品、最後に本や趣味のものという順番がおすすめです。(SUUMO引越し参照)
ダンボールは使い終わったらすぐに畳んでおきましょう。引越し業者によっては無料でダンボールを回収してくれるサービスがあります。
引越しやることリストに関するQ&A
引越し準備でよくある疑問をまとめました。
Q1. 引越し準備は最短で何日あれば間に合う?
A. 単身で荷物が少ない場合は1〜2週間でも可能ですが、ファミリーの場合は最低でも1ヶ月は必要です。手続きの期限(退去通知期間など)を考えると、2ヶ月前から準備を始めるのが理想です。
Q2. 一人暮らしの荷造りは何日かかる?
A. 荷物量にもよりますが、ワンルーム〜1Kの場合は3〜5日程度が目安です。仕事をしながらの場合は1週間〜10日は見ておきましょう。
Q3. 荷造りが間に合わない場合はどうする?
A. 引越し業者のおまかせプラン(荷造りサービス付き)に変更できるか相談してみましょう。追加料金がかかりますが、プロの手で効率的に荷造りしてもらえます。
Q4. やることリストはアプリで管理できる?
A. 大手引越し業者のアプリや、引越し専用のチェックリストアプリが複数あります。通知機能付きのものを使えば、期限が近づいたときにリマインドしてもらえて便利です。
Q5. 引越し当日に最低限持っておくべきものは?
A. 貴重品(財布・スマホ・鍵)、本人確認書類、引越し料金(現金払いの場合)、トイレットペーパー、タオル、着替え、スマホの充電器、常備薬です。これらは手持ちのバッグに入れて自分で持ち運びましょう。
通帳・印鑑・鍵などの小さな貴重品は、ポーチにひとまとめにしておくとバッグの中で迷子になりません。
まとめ:時系列でやることを管理すれば引越しは怖くない
引越しのやることは確かに多いですが、時系列で整理して一つずつクリアしていけば、決して難しいものではありません。
特に重要なのは「2ヶ月前の動き出し」です。業者の手配、物件の契約、退去通知といった基盤となる部分を早めに固めておけば、あとは粛々と進めていくだけです。
この記事のやることリストをブックマークして、引越し準備のお供にしてください。一つずつチェックを入れていく達成感が、引越しへの不安をワクワクに変えてくれるはずです。
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