「家具や家電はほとんどないし、ダンボール数箱で済みそう…」そんな荷物が少ない引越しなら、通常の引越しプランはもったいない。実は、荷物が少ない人向けのお得な引越し方法はたくさんあるんだ。単身パック、ミニ引越しプラン、宅配便の活用、さらにはレンタカーで自力引越しまで、選び方次第で引越し費用を大幅に節約できる。この記事では、荷物が少ない人にぴったりの引越し方法を5つ紹介し、それぞれのメリット・デメリットや費用の目安を詳しく解説していく。自分の荷物量と予算に合った方法を見つけて、かしこく引越ししよう。

方法1:単身パック(コンテナ便)を利用する
荷物が少ない引越しで最もメジャーな方法が「単身パック」だ。専用のコンテナボックスに荷物を積み込み、他の利用者の荷物と一緒にトラックで運ぶ仕組みで、通常のトラック1台貸し切りに比べて料金が格段に安くなる。
代表的なのが日通(NXの国内引越サービス)の「単身パックL」で、料金は1ボックスあたり19,800円〜(税込)から利用できる。コンテナのサイズは横104cm×奥行104cm×高さ175cmで、ダンボール約15〜20個分に加えて小型の冷蔵庫や電子レンジなども入る。詳しくは日通 単身パック公式ページで確認してみてほしい。
- 同一県内(近距離):19,800〜25,000円程度
- 東京〜大阪間:30,000〜40,000円程度
- 東京〜福岡間:40,000〜55,000円程度
日通の場合、2ボックス以上の利用で1ボックスあたり1,100円(税込)割引、さらに作業開始時間をおまかせにすると1ボックスあたり1,100円(税込)割引になる。割引を組み合わせればさらにお得だ。
ただし、ベッドやソファ、大きな本棚などの大型家具はコンテナに入らないことが多いので注意が必要。大型家具がある場合は別途見積もりが必要になるか、他の方法を検討した方がいい。
コンテナの容量をムダにしないためには、かさばる布団を小さくまとめておくのがコツ。圧縮袋を使えば、同じボックスに入る荷物がぐっと増える。
方法2:ミニ引越しプランを使う
「単身パックだとちょっと荷物が入りきらないけど、通常プランほど荷物は多くない」という場合に便利なのがミニ引越しプランだ。小さめのトラックと少人数のスタッフで対応してくれるため、通常プランより安くなる。
各引越し業者のミニプランをチェックしてみよう。
- サカイ引越センター「荷造りおまかせエコノミープラン」:荷造り・荷ほどきは自分で行うことで費用を抑えられる
- アート引越センター「基本コース」:大型家具の梱包・搬出入はスタッフが行い、小物の荷造りは自分で対応
- ヤマトホームコンビニエンス「わたしの引越」:家具・家電を含む少量の荷物に対応する単身者向けプラン
ミニ引越しプランの料金目安は、近距離(同一市内程度)で15,000〜30,000円、50km以内で25,000〜45,000円程度。荷物量やエリアによって変動するので、必ず見積もりを取ろう。
ミニ引越しプランは主に近距離(同一市内〜同一県内)の引越しに特化していることが多く、長距離の場合は対応できないこともある。長距離の荷物が少ない引越しには、先に紹介した単身パックの方が向いている。

方法3:宅配便・宅急便で送る
家具や家電がほとんどなく、ダンボール数箱で済むなら、宅配便で送ってしまうのが最も安い方法だ。引越し業者を使わなくて済むので、とにかくコストを抑えたい人に向いている。
主要な宅配便サービスの料金目安はこちら。
- ゆうパック:120サイズで1,530〜2,340円(距離により異なる)
- ヤマト運輸 宅急便:120サイズで1,610〜2,400円(距離により異なる)
- 佐川急便 飛脚宅配便:120サイズで1,600〜2,500円程度
ダンボール5箱を宅配便で送る場合、同一県内なら約8,000〜10,000円程度、長距離でも約12,000〜15,000円程度で済む。引越し業者に頼むより大幅に安くなるケースが多い。
宅配便で送るなら、料金の基準になるサイズの箱をそろえておくと計算しやすい。丈夫な120サイズの段ボールを必要な数だけ用意しておこう。
ただし、デメリットもある。
- 大型の家具・家電は送れない
- 荷造り・発送手続きをすべて自分で行う必要がある
- 1箱あたりの重量制限(ゆうパックは25kg、宅急便は25kgまで)がある
- 配送日に新居で受け取れるよう、スケジュール調整が必要
学生や単身赴任で、最低限の衣類と日用品だけ持っていくような場合は、宅配便が非常にコスパがいい方法だ。
方法4:赤帽を使う(近距離向け)
赤帽は個人事業主が軽トラックで引越し作業を行うサービスで、近距離かつ荷物が少ない引越しなら最安クラスの選択肢になる。
赤帽の引越し料金目安は、同一市内・作業時間2時間以内で13,750円〜(税込)。軽トラック1台で運べる荷物量は、ダンボール約20箱分+小型家電が目安だ。ドライバー1名で対応するため、搬入出の手伝いが必要になることが多い点は覚えておこう。
赤帽は長距離引越しには向いていない。距離が伸びるほど料金が上がるため、50kmを超える引越しなら単身パックの方が安くなるケースが多い。逆に、同一市内で少量の荷物を運びたいなら、赤帽は非常にコスパがいい。
赤帽は全国にある協同組合で、エリアによって対応する事業者が異なる。赤帽公式サイトから最寄りの事業者を検索できるので、見積もりを取ってみよう。
方法5:レンタカーで自力引越し
荷物が少なく、友人や家族に手伝ってもらえるなら、レンタカーを借りて自分で引越しするのも一つの手だ。軽トラックやバンのレンタル料金は、半日(6時間)で5,000〜8,000円程度。これにガソリン代を加えても、引越し業者に頼むより安くなることが多い。
自分たちで運ぶなら、手を守る軍手は人数分そろえておきたい。滑り止め付きのものだと、段ボールをしっかりつかめて落としにくい。
たとえばニッポンレンタカーやトヨタレンタカーでは、軽トラックを半日5,000〜7,000円程度で借りられる。ニッポンレンタカー公式サイトで料金を確認してみよう。
ただし、自力引越しには以下のリスクがある。
- 家具や家電を落として壊しても補償がない
- 搬入出で壁や床を傷つけた場合は自己負担
- 慣れないトラックの運転で事故のリスクがある
- 体力的にかなりハード
高価な家具や精密機器がなく、ダンボールと小型家電くらいなら自力引越しでも問題ない。ただ、大型家具がある場合はプロに任せた方が安心だ。
段ボールを何往復も抱えて運ぶと、それだけで体力を消耗する。折りたたみ式の台車があれば、重い箱もまとめて運べて腰への負担を減らせる。

荷物が少ない引越しに関するよくある質問Q&A
Q1. 荷物がダンボール5箱以下の場合、一番安い引越し方法は?
ダンボール5箱以下なら宅配便が最もコスパがいい。同一県内ならゆうパックで1万円以内に収まることが多い。大型家具がなければ、引越し業者を使う必要はないだろう。
Q2. 単身パックにベッドは入る?
一般的なベッドフレームやマットレスは、単身パックのコンテナには入らないことがほとんど。折りたたみベッドなら入る場合もあるが、確認が必要だ。ベッドだけ別途大型家具配送サービスを使うか、新居で新しく購入する方がスムーズなこともある。
Q3. 引越し業者の単身パックと宅配便、どちらがおすすめ?
家電や小型家具も一緒に運びたいなら単身パック、衣類や日用品だけなら宅配便がおすすめ。コンテナに収まる量の家電があるなら単身パックが便利だし、ダンボールだけなら宅配便の方が安い。
Q4. 荷物が少ない引越しで見積もりは必要?
単身パックや宅配便なら料金がほぼ定額なので見積もりは不要な場合も多い。ただし、ミニ引越しプランや赤帽を使う場合は荷物量や距離で料金が変動するため、見積もりを取った方がいい。
Q5. 荷物が少ない引越しを安くするコツは?
繁忙期(3〜4月)を避ける、平日やフリー便を選ぶ、不用品は引越し前に処分しておく、複数の方法で料金を比較する。この4つを意識するだけで、かなりコストを抑えられるはずだ。
まとめ:荷物が少ないなら引越し方法の選び方が節約のカギ
荷物が少ない引越しは、方法の選び方次第で費用を大きく抑えられるチャンスだ。宅配便なら1万円以内、単身パックなら2万円前後、赤帽やミニ引越しプランでも3万円以内で済むことが多い。大切なのは、自分の荷物量・移動距離・予算に合った方法を選ぶこと。複数の方法を比較して、最もコスパのいい引越しを実現しよう。
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