引越しって「やることが多すぎて頭がパンクしそう」となりがちですよね。でも安心してください。時系列で整理すれば意外とシンプルに進められます。
引越しの準備は大きく分けると「計画→手続き→荷造り→当日→事後手続き」の5フェーズです。各フェーズでやるべきことさえ押さえれば、漏れなく準備ができます。
この記事では、引越しの2ヶ月前から当日まで、いつ何をやればいいかを時系列で完全にまとめました。上から順番にこなしていけば、初めての引越しでも大丈夫です。
【2ヶ月前】計画フェーズ:大きな決断を済ませる
まだ余裕がある時期です。この段階で大きな決断を済ませておくのがコツです。
新居の確定
物件探しから契約まで進めましょう。賃貸の場合、審査に1〜2週間かかることもありますので余裕を持って動いてください。内見は平日の昼と休日の夜の2回行くと周辺環境の違いが分かるのでおすすめです。
現在の住居の解約通知
賃貸契約書に記載されている「退去予告期間」を確認してください。一般的には退去の1〜2ヶ月前に通知が必要です。遅れると余計な家賃が発生するので要注意です。
引越し業者の手配
引越し一括見積もりサイトを使って最低3社から見積もりを取りましょう。2〜4月の繁忙期は1ヶ月前だと予約が取れないこともありますので、早めに動くのが鉄則です。
不用品の仕分けスタート
「持っていくもの」「捨てるもの」「売るもの」の3つに分けていきます。粗大ゴミは自治体への予約が必要で、繁忙期は2〜3週間待ちになることもあります。早めに予約しておきましょう。

【1ヶ月前】手続きフェーズ:各種申請を一気に進める
各種手続きを一気に進める時期です。リスト化して、一つずつ潰していきましょう。
ライフラインの手続き
- 電気:契約中の電力会社に停止連絡、新居の電力会社に開始連絡
- ガス:停止・開始の連絡(開栓は立ち会いが必要)
- 水道:市区町村の水道局に連絡
- インターネット:移転手続きまたは新規契約(工事が必要な場合は2〜3週間かかります)
役所関連の手続き
- 転出届の提出(マイナポータルの引越し手続きオンラインサービスでオンライン申請も可能)
- 国民健康保険の資格喪失手続き(該当者のみ)
- 児童手当の受給事由消滅届(該当者のみ)
郵便物の転送手続き
郵便局の窓口またはネットで転送届を出しましょう。届出から実際に転送が始まるまで3〜7営業日かかるので、引越しの1週間前には手続きしておいてください。
荷造りスタート
シーズンオフの衣類、本、使っていない食器など、当面使わないものから箱詰めしていきます。ダンボールには中身と搬入先の部屋名を書いておくと、新居での荷解きがかなり楽になりますよ。
【2週間前〜1週間前】準備加速フェーズ
住所変更の手続きを開始
- 銀行口座
- クレジットカード
- 各種保険(生命保険・自動車保険など)
- 携帯電話の契約住所
- 通販サイト(Amazon・楽天など)
新居の準備
- カーテンのサイズ計測・購入
- 照明器具の手配
- 家具の配置レイアウトを決める
- 必要に応じてハウスクリーニングの手配
1週間前:冷蔵庫の中身を使い切る
前日には電源を切って霜取りする必要がありますので、1週間前から計画的に食材を使い切りましょう。調味料も持っていくか処分するか決めておいてください。
引越し業者との最終確認
- 到着時間
- 荷物の量に変更がないか
- 駐車スペースの確認
- エレベーターの有無・使用制限
挨拶の準備
旧居・新居の近隣に挨拶するなら、ちょっとした手土産を用意しましょう。タオルや菓子折りなど、500〜1,000円程度のもので十分です。

【前日〜当日】実行フェーズ
前日の最終チェック
- 冷蔵庫の電源OFF・水受けトレイの水を捨てる
- 洗濯機の水抜き
- 残りの荷造り完了
- 貴重品をまとめる(通帳・印鑑・パスポート・貴金属など)
- 当日使うものを手持ちバッグに入れる(スマホ充電器・財布・鍵・薬など)
- 旧居の簡単な掃除
- ゴミ出し(当日朝がゴミの日なら最高です)
当日:旧居でやること
- 業者到着前に最終荷造り完了
- 業者への指示(壊れやすいもの、重いものの伝達)
- 搬出後の忘れ物チェック(収納の中、ベランダ、ポスト)
- ブレーカーを落とす
- ガスの閉栓立ち会い(事前予約している場合)
- 水道の元栓を閉める
- 部屋の掃除
- 鍵の返却
当日:新居でやること
- 搬入前に部屋の状態を写真撮影(退去時のトラブル防止に必須)
- 業者への搬入指示
- ガスの開栓立ち会い
- 電気・水道が使えるか確認
- 荷物の紛失・破損チェック
- 最低限の荷解き(寝具・トイレ用品・着替え)
- 近隣への挨拶
【引越し後1〜2週間】事後手続きフェーズ
- 転入届の提出(引越し後14日以内)
- マイナンバーカードの住所変更(引越し後14日以内)
- 運転免許証の住所変更(新住所の管轄警察署で)
- 国民健康保険の加入(該当者のみ)
- 児童手当の認定請求(該当者のみ・15日以内)
- 車庫証明の取得→車の登録変更
- 犬の登録変更(飼っている場合・30日以内)
Q. 最短何日前から準備すれば間に合う?
単身なら2週間、家族なら1ヶ月が最低ラインです。ただし業者の予約が取れないリスクがあるので、できれば1〜2ヶ月前から動くのがベストです。
Q. 共働きで平日に役所に行けない場合は?
マイナポータルでオンライン手続きができる項目が増えています。また、転出届は郵送でも提出可能です。どうしても窓口が必要な手続きは、総務省の情報も参考に自治体の土曜開庁を利用しましょう。

まとめ:時系列で進めれば引越しは怖くない
引越しのやることリスト、時系列でまとめると意外と整理できたのではないでしょうか。ポイントをおさらいしておきましょう。
- 2ヶ月前:大きな決断(物件・業者・解約)
- 1ヶ月前:手続きラッシュ(役所・ライフライン・郵便)
- 2週間前:住所変更・新居準備
- 1週間前:荷造り仕上げ・最終確認
- 前日:冷蔵庫・洗濯機・貴重品
- 当日:搬出入・立ち会い
- 引越し後:役所・免許証の手続き
「今日はこのフェーズのタスクを終わらせる」と決めて、少しずつ進めていけば絶対に間に合います。焦らず着実に進めていきましょう。

