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一人暮らしの収納は100均でここまで増やせる|賃貸を傷つけない場所別アイデア

一人暮らし

引越して荷ほどきをしていると、必ず気づくことがあります。収納が足りない。ワンルームや1Kの物件は、クローゼットが1つあるだけということも珍しくなく、衣類を入れたら他のものを置く場所がありません。かといって収納家具を買い足すと、ただでさえ狭い床面積がさらに削られていきます。ここで頼りになるのが100円ショップです。壁に穴を開けずに、使っていない空間を収納に変えるという発想で道具を選べば、数千円の投資で部屋の収納力は目に見えて変わります。この記事では、賃貸で安心して使える方法にしぼって、場所ごとの具体的なアイデアをお伝えします。

ナビ助
ナビ助
収納が足りないって思ったら、まず部屋の「上の方の空間」を見上げてみて!けっこう空いてるんだよ。

賃貸で収納を増やすときの大原則

アイデアに入る前に、賃貸だからこそ守っておきたい前提を確認しておきます。ここを外すと、退去時に思わぬ費用を請求されることになります。

注意
  • 壁にネジや釘で穴を開けると、原状回復の対象になる可能性がある
  • 粘着力の強いフックは、剥がすときに壁紙ごと持っていくことがある
  • 突っ張り棒は落下すると壁や床を傷めるので、耐荷重を必ず守る
  • 浴室や洗面所は湿気が多く、素材によっては錆びやカビが出る
  • 取り付けの可否に迷ったら、自己判断せず管理会社に確認する

特に見落とされやすいのが粘着フックです。「跡が残らない」とうたわれていても、壁紙の種類や貼っていた期間によっては剥がれてしまうことがあります。使う前に目立たない場所で試す、長期間貼りっぱなしにしないといった配慮が要ります。

基本になる4つの道具

100円ショップの収納コーナーは商品が多く、初めて行くと迷います。まずはこの4つを押さえておけば、大抵の場所に対応できます。

道具 できること 選ぶときの注意
突っ張り棒 空間に棚やハンガーのラインを作る 設置幅に合う長さと、耐荷重を確認する
ワイヤーネット フックを掛けて壁面のように使う サイズが豊富なので設置場所を測ってから買う
ファイルボックス 立てて収納し、引き出しのように使う 幅と奥行きを収納場所に合わせる
吊り下げフック・S字フック 掛ける収納を作る 掛ける物の重さに耐えられるか確認する

なお100円ショップの商品は税込110円のものが中心ですが、サイズの大きい突っ張り棒や収納ケースは200円や300円といった価格帯で売られていることもあります。会計の前に値札を確認してください。衣類を掛けるなど重いものを支えたい場所は、耐荷重が大きい強力タイプの突っ張り棒を通販でまとめて選ぶという手もあります。

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キッチンの収納を増やす

一人暮らしのキッチンは、調理台がまな板1枚でいっぱいになるほど狭いことがあります。ここは縦の空間を使うのが基本の考え方です。

シンク下を2段にする

シンク下の扉を開けると、配管が通っているせいで奥に大きな空きがあることが多いものです。ここに突っ張り棒を2本、同じ高さに渡して棚板のようにすれば、上下2段として使えます。突っ張り棒用の棚板が売られていることもあるので、組み合わせればより安定します。下には重いフライパンや鍋、上には軽い調味料や保存容器という配分にすると使いやすくなります。

扉の裏を使う

シンク下の扉の内側にワイヤーネットを固定し、S字フックを掛ければ、キッチンツールの置き場所ができます。扉に穴を開けずに固定するには、扉の枠を挟むタイプのフックや、突っ張り棒とワイヤーネットを結束バンドで組み合わせる方法が使えます。ワイヤーネットの使い方はコジカジのワイヤーネット収納の解説でも紹介されています。

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コンロ周りは素材に注意

火の近くにプラスチック製の収納グッズを置くのは避けてください。熱で変形したり、最悪の場合は発火の原因になったりします。コンロ周りで使うなら金属製のものを選び、それでも直火が当たる位置には置かないようにしましょう。

ナビ助
ナビ助
コンロのそばにプラスチックはダメ、ぜったい!熱でぐにゃっとなっちゃうから、金属製を選ぼうね。

クローゼットの収納力を上げる

クローゼットは、ハンガーパイプの下に大きな空間が余っていることがほとんどです。この下の空間をどう使うかで、収納量が大きく変わります。

下段に突っ張り棒でもう1本のパイプを作る

丈の短いトップスやスカートを掛けている場合、その下には人が入れそうなほどの空間が空いています。そこに突っ張り棒を渡してもう1段のハンガーラインを作れば、掛けられる衣類が単純に倍近くになります。ただし衣類の重さは積み重なるとかなりのものになるので、耐荷重の大きい突っ張り棒を選び、落下対策をすることが大切です。

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収納ケースで下段を埋める

畳んでしまう衣類が多いなら、下段に引き出し式の収納ケースを並べる方法が確実です。100円ショップでも小型のケースは手に入りますが、衣類用の大きなケースはホームセンターやインテリア店の方が種類が豊富です。100均のケースは、大きなケースの中を仕切る小分け用として使うと力を発揮します。

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上棚には使用頻度の低いものを

クローゼットの上部に棚があるなら、季節物や旅行用のバッグといった、たまにしか使わないものを置きます。取っ手付きのボックスに入れておくと、高い位置でも引き下ろしやすくなります。

洗面所とトイレの隙間を活かす

洗面台の下も、シンク下と同じく配管のせいで空間が余りがちな場所です。ここも突っ張り棒で2段にする方法が使えます。ただし湿気が多い場所なので、金属部分が錆びにくいものを選び、定期的に扉を開けて風を通してください。

洗濯機の上の空間も見逃せません。洗濯機置き場の左右に壁があるなら、突っ張り棚を渡して洗剤やタオルの置き場所にできます。洗濯機の真上に重い物を置く場合は落下に注意し、地震のときに落ちても危なくないものだけを載せるようにしてください。

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トイレはタンクの上や、便器の後ろの空間が使えます。掃除道具やストックのトイレットペーパーを置く場所として、突っ張り棚が活躍します。ただし狭い空間なので、頭をぶつけない高さに設定することを忘れないでください。

玄関まわりを整える

一人暮らしの玄関は、靴箱が小さいことが多いものです。ここでは靴箱の中で靴を上下に重ねられるシューズラックが使えます。100円ショップでも扱いがあり、これを入れるだけで収納できる足数が増えます。

玄関ドアが金属製なら、マグネット式のフックやラックが使えます。傘、鍵、マスクといった外出時に持つものを掛けておけば、忘れ物も減ります。壁を傷つけずに済むのも賃貸ではありがたい点です。壁を使わない収納の作り方についてはCHINTAI情報局の浮かせる収納の記事も参考になります。

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ナビ助
ナビ助
玄関ドアがマグネットくっつくか、指でペタッと確かめてみて!くっつくなら収納スペースが一気に増えるよ。

ベッド下とデスク周り

ベッドの下は、ワンルームで最大の未使用空間です。フレームの高さがあるなら、浅型の収納ケースを並べるだけでかなりの量が入ります。キャスター付きのケースを選べば、掃除のときに引き出せて便利です。

ただしベッド下は空気が動きにくく、湿気がこもりやすい場所でもあります。衣類や布製品を長期間しまうときは、除湿剤を一緒に入れておくか、定期的に出して風を通してください。

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デスク周りでは、天板の裏側にワイヤーネットや小さなラックを固定して、ケーブル類を浮かせるという方法があります。床にケーブルが垂れていないだけで、掃除がぐっと楽になります。文房具は、ファイルボックスに引き出し式の小物ケースを組み合わせると、机の上に物を出さずに済みます。

突っ張り棒を落とさないコツ

ここまで何度も突っ張り棒が登場しましたが、この道具には落ちるという弱点があります。落下を防ぐには、いくつかの押さえどころがあります。

やること 理由
設置幅より少し長い製品を選ぶ 限界近くまで伸ばすと支える力が弱くなる
耐荷重の表示を確認する 製品ごとに支えられる重さが決まっている
接地面のホコリを拭き取る 滑り止めが効かなくなる
下向きの力がかかる使い方にする 棒の真下に引く力なら安定する
補助板を使う 力が分散し、壁への負担も減る

特に大事なのが1つめです。伸ばしきった状態で使うと、支える力が足りずに落ちやすくなります。設置したい幅より余裕のある長さの製品を選び、少し縮めた状態で突っ張るのが基本です。突っ張り棒の使い方についてはワッツによる突っ張り棒の収納アイデアでも詳しく紹介されています。

買い足す前にやること

収納グッズは、買えば買うほど部屋が片付くというものではありません。むしろ道具が増えて場所を取ることもあります。買い物に行く前に、次の順番で考えてみてください。

ポイント
  • まず持ち物を減らせないか見直す。引越し直後は処分の判断がしやすい
  • 次に、空いている空間を探す。上部・扉の裏・家具の下
  • その空間の寸法をメジャーで測る
  • 測った数値をメモしてから店へ行く
  • 同じ形のケースをそろえると、積み重ねやすく見た目も整う

寸法を測らずに店に行くと、帰ってから入らないことに気づいて、また買い直すことになります。メジャーで測ってメモするという一手間が、結局いちばんの近道です。

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よくある質問

Q. 100均の収納グッズは壊れやすくないですか?

用途に合った使い方をすれば十分に実用になります。ただし耐荷重を超えた使い方をすると壊れやすくなるのは、価格を問わず同じです。重いものを載せる場所や、落ちると危ない位置に使うものは、耐荷重が明記された製品を選んでください。

Q. 粘着フックは本当に跡が残りませんか?

壁紙の種類や、貼っていた期間、温度や湿度によって結果が変わります。剥がすときに壁紙ごと持っていってしまう例もあるため、賃貸で使うなら目立たない場所で試してから判断するのが安全です。心配なら、粘着に頼らない突っ張り式やマグネット式を選んでください。

Q. 収納グッズは引越し先でも使えますか?

突っ張り棒は長さの調整幅があるので、次の部屋でも使える可能性があります。一方、特定の場所の寸法に合わせて買ったケースやラックは、新しい部屋では合わないこともあります。引越しが多い生活なら、汎用性の高いものを選んでおくと無駄になりにくくなります。

Q. 荷ほどきの前に収納グッズを買っておくべきですか?

順番としては、荷物を部屋に入れて、何がどれだけあるかを見てからの方が失敗しません。先に買うと、実際の量に合わないものを買ってしまいがちです。最低限のものだけ先に用意し、生活が始まってから買い足していく方が無駄が出ません。

Q. ワイヤーネットはどうやって固定するのですか?

突っ張り棒に結束バンドで固定する方法が手軽です。結束バンドを棒の伸縮の境目に引っ掛けるように結ぶと、ネットがずれ落ちにくくなります。専用のスタンドや連結パーツも売られているので、置き型のラックとして組むこともできます。

Q. 部屋が狭くて収納家具を置く場所がありません。

床に置く家具ではなく、上の空間を使う方向で考えてみてください。ハンガーラックの上段、扉の裏、家具と壁の隙間、ベッドの下。こうした場所は床面積を増やさずに収納量を足せます。それでも足りない場合は、持ち物そのものを見直す段階かもしれません。

まとめ

一人暮らしの収納は、家具を買い足すより先に、余っている空間を見つけて使う方が効率的です。突っ張り棒、ワイヤーネット、ファイルボックス、フック。この4つを軸に、キッチンのシンク下、クローゼットの下段、洗面台の下、玄関のドア、ベッドの下といった場所を順番に見ていけば、収納量はしっかり増やせます。

賃貸で暮らすうえでは、壁に穴を開けない、粘着に頼りすぎない、耐荷重を守るという3点を意識してください。そして買いに行く前に必ず寸法を測ること。この手順を守れば、少ない出費で暮らしやすい部屋が作れます。

ナビ助
ナビ助
メジャーを持って100均へ行こう!測ってから買うだけで、失敗がぐんと減るよ。楽しい部屋づくりになりますように!

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