「赤帽」という名前は聞いたことがあるけど、実際にどんなサービスなのかよくわからない方も多いのではないでしょうか。引越し業者とは違うの?安いって聞くけど大丈夫なの?と疑問に感じますよね。
結論から言うと、近距離・少量荷物の単身引越しなら赤帽は最強のコスパを誇ります。近距離なら15,000円前後から利用でき、大手業者の半額以下で済むことも珍しくありません。
この記事では、赤帽の引越しサービスについて、料金体系・メリット・デメリット・向いている人の条件まで、12回の引越し経験をもとに徹底解説していきます。
赤帽ってそもそも何?引越し専門じゃないの?
赤帽は、正式名称「全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会」。個人事業主の軽貨物運送業者が集まった協同組合です。引越し専門ではなく、本来は貨物の配送がメインのサービスになります。
しかし、赤帽の軽トラック+ドライバー1名というシンプルな体制が、荷物少なめの単身引越しにちょうどいいということで、引越しサービスとしても大人気になっています。
赤帽の引越し料金体系
赤帽の料金は「距離」と「時間」で決まるシンプルな体系です。
基本料金の目安
| 条件 | 料金目安 |
|---|---|
| 20km以内・作業2時間以内 | 13,750円〜 |
| 20〜50km | 18,000〜25,000円 |
| 50〜100km | 25,000〜40,000円 |
| 100〜200km | 40,000〜60,000円 |
※上記は1台あたりの料金です。土日祝は2割増しになることが多いのでご注意ください。
料金に含まれるもの
- 軽トラック1台
- ドライバー1名(搬出入の手伝い付き)
- 運送保険
料金に含まれないもの
- ダンボール等の梱包資材
- 養生作業
- 梱包・荷解き作業
- 高速道路料金(使用する場合)

赤帽の引越しのメリット5つ
メリット1:圧倒的な安さ
近距離の単身引越しなら、大手業者の半額以下で済むことも珍しくありません。「とにかく安く引越したい!」という方には最強の選択肢です。
メリット2:即日対応が可能なことが多い
個人事業主ですので、スケジュールに空きがあればその日のうちに対応してくれることもあります。急な引越しにとても頼りになります。
メリット3:時間の融通が利く
大手業者のように「午前便」「午後便」といった枠にはまらず、「14時からお願いできますか?」といった細かい時間指定にも対応してくれることが多いです。
メリット4:小回りが利く
軽トラですので狭い道や住宅街でも入りやすいのが特徴です。大型トラックが入れない場所でも安心して利用できます。
メリット5:ドライバーと直接やりとりできる
間に営業マンが入らないため、要望が直接伝わります。「この家具は特に丁寧にお願いします」といったお願いもしやすいです。
赤帽の引越しのデメリット5つ
デメリット1:作業員が1名
これが最大のデメリットです。ドライバー1名だけなので、重い荷物の搬出入は依頼者も手伝う必要があります。冷蔵庫やベッドを一緒に持ち上げる覚悟が必要です。腰痛持ちの方や体力に自信がない方にはキツいかもしれません。
デメリット2:荷物量に限界がある
軽トラック1台に積める量は限られています。目安としては以下の通りです。
- ダンボール20個程度
- 小型冷蔵庫(2ドア)
- 洗濯機
- シングルベッド(分解必要)
- テレビ+テレビ台
これくらいが限界です。荷物が多い場合は2台頼む必要がありますが、そうなると大手業者と料金が変わらなくなりますのでご注意ください。
デメリット3:品質にバラつきがある
赤帽は個人事業主の集まりですので、ドライバーによって対応の質に差があるのが正直なところです。
デメリット4:養生が基本ない
大手業者のように壁や床に養生シートを貼ったりはしないことが多いです。新築や賃貸で傷をつけたくない場合は要注意です。
デメリット5:長距離には向かない
軽トラで長距離を走ると時間がかかりますし、料金もそれなりに高くなります。100km以上の引越しなら、大手の混載便の方が安くなることが多いです。

赤帽が向いている人・向いていない人と大手業者比較
赤帽が向いている人
- 近距離(50km以内)の引越し
- 荷物が軽トラ1台に収まる量
- 体力がある人(搬出入を手伝える)
- とにかく安く済ませたい人
- 急な引越しが必要な人
赤帽が向いていない人
- 荷物が多い人(軽トラ1台に収まらない)
- 体力に自信がない人
- 長距離の引越し
- 養生を丁寧にやってほしい人
- 大型家具が多い人
赤帽と大手業者の比較
| 項目 | 赤帽 | 大手業者 |
|---|---|---|
| 料金(近距離単身) | 13,750円〜 | 25,000円〜 |
| 作業員数 | 1名 | 2〜3名 |
| 養生 | 基本なし | あり |
| 梱包資材 | 自分で用意 | 無料提供あり |
| 補償 | 運送保険あり | 充実した補償 |
| 即日対応 | 可能なことが多い | 基本的に要予約 |
| 長距離 | 不向き | 対応可能 |
赤帽に依頼する方法と注意点
依頼方法
- 赤帽公式サイト:エリアを選んで最寄りの赤帽組合に連絡できます
- 電話で直接連絡:各地域の赤帽組合に電話で問い合わせるのが一番早いです。特に即日対応を希望する場合は電話がベストです
- 一括見積もりサイト:引越し一括見積もりサイトに登録すると、赤帽の見積もりも一緒に取れることがあります
利用時の注意点
- 梱包は自分でやる:ダンボールも自分で用意しましょう
- 搬出入を手伝う覚悟:特に重い荷物は一緒に運びます
- 高速道路料金は別途:事前に確認しておきましょう
- 土日祝は割増:2割増しになることが多いです
引越し時のトラブル防止のためにも、国土交通省の引越し情報ページを事前にチェックしておくのもおすすめです。
Q. 赤帽に女性のドライバーはいる?
いますが少数です。女性ドライバー希望の場合は、組合に問い合わせてみてください。ただし対応できる保証はありません。
Q. 赤帽でエアコンの取り外しはできる?
基本的にはできません。エアコンの取り外し・取り付けは専門業者に別途依頼する必要があります。
Q. 雨の日でも引越しできる?
軽トラは屋根付き(幌付き)ですので、雨でも基本的にはOKです。ただし精密機器や濡れてはいけないものは、ビニールで覆うなどの対策をしておきましょう。

まとめ:赤帽は単身・近距離・少荷物なら最強の選択肢
赤帽の引越しサービスについてまとめると、以下のポイントが重要です。
- 近距離15,000円前後〜の圧倒的な安さ
- 即日対応も可能で急な引越しにも対応
- ただし作業員1名、養生なし、長距離は不向き
- 荷物が軽トラ1台に収まらないなら大手業者の方がお得
「安さ重視で、自分も手伝える!」という方には文句なしでおすすめです。逆に「全部お任せしたい」という方は素直に大手業者を選びましょう。
赤帽の各エリアの組合は、全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会の公式サイトから検索できます。
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

